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執筆者の写真mayurransan

M.B.GOFFSTEIN "A Little Schubert"

更新日:2023年4月22日



学問の部屋です。

たまたま古本市で見つけた絵本をご紹介します。

とても愛らしい絵本。


この小さな本は、ウィーン生まれの作曲家、フランツ・シューベルトの生活の1コマを切り取っています。

こんなふうに。訳してみます。


「でも寒さで指がかじかんで、曲が書けなくなったとき、フランツ・シューベルトは立ちあがる。


手拍子したり、足ぶみしたり。


みすぼらしい上着のすそをひるがえらせ、おどって体をあたためる」


(なんとなく感じていたことですが、シューベルトはキャラクター化するのに最適な顔をしていると思います。)


本書には嬉しい付録がついています。

シューベルトが約150年前にウィーンの小さな部屋で書いた、12の「高雅なワルツ」のうち、6つを編曲した楽譜が載っています。


編曲は、メトロポリタン・オペラの指揮者Richard Woitach。


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