学問の部屋です。
【月刊たくさんのふしぎ 2019年6月号】です。
この表紙に映っている小さな宝石のようなものはみな、なんと生き物です。
「珪藻」という「0.1ミリにもみたない、ちいさなちいさな生きものの体の一部」だそうです。ワカメやコンブと同じ「藻」の仲間。
これらがみな、海や川などの自然界にひっそりと生きているというのは驚きです。
著者の奥修さんは、そんな珪藻を採集して「珪藻アート」作品をつくっている方です。この本にも、作品ができていく息をのむ過程が掲載されています。
息をのむ、というのは、これが気の遠くなるような繊細な作業だからです。
著者の作品もいくつか載っていますので、ぜひ自然界が創造した幻想的な世界をご覧になってみてください。
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