mayurransan2023年4月26日読了時間: 1分『とべ!ちいさいプロペラき』小風さち(作)山本忠敬(絵)(福音館書店)学問の部屋です。山本忠敬さんの描く乗り物の絵には温かみがあって、機械というよりはむしろ人間です。本書に登場する赤い小さなプロペラ機も、しだいにすばしこい人間の子どものように見えてきます。ある夜、飛行機の格納庫の中で、ジェット機とプロペラ機が会話し、翌朝ともに空へ飛び立っていく。たったそれだけのエピソードが、立派なドラマになりうるのです。
学問の部屋です。山本忠敬さんの描く乗り物の絵には温かみがあって、機械というよりはむしろ人間です。本書に登場する赤い小さなプロペラ機も、しだいにすばしこい人間の子どものように見えてきます。ある夜、飛行機の格納庫の中で、ジェット機とプロペラ機が会話し、翌朝ともに空へ飛び立っていく。たったそれだけのエピソードが、立派なドラマになりうるのです。
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