学問の部屋です。
【月刊たくさんのふしぎ2020年2月号】です。
探検家の角幡唯介さんが、北極海を目指してグリーンランドを単身歩いた記録です。
しかも太陽がほとんどのぼらない時期にです。
「北極では冬になると3カ月も4カ月太陽がのぼらない季節がつづく。何カ月間も昼が訪れない、極夜とよばれる闇の世界である。
この果てしない夜が支配する氷の世界を旅して、長い暗黒の果てに最初にのぼる太陽を見たら、人間はいったい、何を感じるだろうか。
ぼくはそれを知りたいと思った。」
角幡さんはそんな動機で、本書に描かれるような極限の環境に挑みます。
おそらくは人類のほとんどがその目で見ることのない世界です。とにかくすさまじいです。
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