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執筆者の写真mayurransan

『うみのむこうは』五味太郎(絵本館)


学問の部屋です。


誰もが知る五味太郎さんの絵本です。

数えきれないくらいの絵本を出版されていますが、そしてすべて読めてもいないですが、これは特にお気に入りでおすすめしたい1冊です。


1979年刊。

ひとりの少女が海辺にたたずんでいます。


うみのむこうは ずっと うみ 

 どこまでいっても うみかしら


で始まります。

少女は何をしているかというと、そこから海の向こうにあるものを想像しているのです。


水平線の上の空がちょうど、想像上のスクリーンになり、そこに少女の思い描くものが映し出されます。この絵がすばらしいのです。


ぜひお手にとってみてください。

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