mayurransan2023年4月25日読了時間: 1分月刊たくさんのふしぎ『アリになった数学者』森田真生(文)脇阪克二(絵)学問の部屋です。 【月刊たくさんのふしぎ 2017年9月号】です。 数学者の岡潔とアラン・チューリングという2人の天才を主に論じた『数学する身体』というユニークな著作を発表している森田真生さん。 身体、美、感性という視点から数学を論じ、全国で「数学の演奏会」というレクチャー...
mayurransan2023年4月23日読了時間: 1分『はじめてであう すうがくの絵本』安野光雅(福音館書店)学問の部屋です。 安野光雅さんによる数学入門の手前の本。なぜか3巻だけ手元にあります。 安野さんはじつはたいへん数学にお詳しいのです。 「やわらかい数学」とでも名付けたくなります。 あの、見ればひとめでこの人の絵とわかる、繊細で絵は、眺めているだけでも楽しめるのですが、...
mayurransan2023年4月7日読了時間: 2分加藤文元『数学する精神 正しさの創造、美しさの発見』(中公新書)学問の部屋です。 今回は数学について。新書ですが、さすが中公新書、中身が濃いです。 本書がすぐれていると思うのは、数量として実感できる数学(距離をはかるとか、数を数えるとか)から、記号化され、もはや実感を離れたところで形式化された数学への飛躍をうまく言語化してくれている点で...