最近の若い方々の活躍をみていると、ピアノだけではなく勉強もすごくできたりと、他の能力も長けている方が多いですね。音楽の世界だけに閉じこもらないで自由にやっていらっしゃる方が本当に多くて羨ましいです。
私は、小学生の頃ピアノが大好きで練習が苦になったことはありませんでした。そして、陸上部に所属していて毎日の練習を終えて友達とお話しをしながら帰宅。帰宅後は1〜2時間ピアノの練習を欠かさず日課にしていたのです。今思うと驚異的な体力です。
高校は音高に行きたかったのですが
高校まではしっかりと勉強もやるように、との家庭の方針で、中学生の頃は休みの日など勉強は5時間、ピアノは7時間など、今では考えられない日課をこなしていました。楽しんでやっていたので全く苦痛ではありませんでした。
音大に入ってからは暇さえあれば練習室にこもってピアノを弾く、というピアノ漬けの日々が続きました。...が、初めて練習が苦痛でした😢
かけがえのない音楽仲間、友人関係など楽しいことも沢山でしたが、ピアノの練習は今までになく苦痛...
ピアノだけに縛られず、他の趣味や他分野の勉強などを上手に楽しんでも良かったのでは、むしろその方がピアノの練習も上手くいったのかもしれない、と今は思っています。
子どもは(大人も?)大人が思っているよりも柔軟で色々なことができてしまうのかもしれません。
先生のピアノに対しての方針を聞かせてください、との問い合わせを頂くことがあります。ピアノだけではなく、是非いろんなことに取り組んで欲しいと思っています。
早くから音楽の道へ、勉強の方へと親御さんの意思のみで(自分への戒めでもありますが)道を狭めてしまうのは残念だと思っています。
ご相談をいただけましたら可能な範囲でレッスン回数、お時間など柔軟に対応しています。
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