ピアニストの内田光子さんのインタビューで、
ピアニストはピアノを通して音楽を再現しているということを忘れてはならない、というような内容の記事を読み、ドキッとしました。
ついピアノを弾くことだけになってしまい、ピアノを上手くなることに執着してしまい、音楽をやっていることを忘れてしまうのです。
ピアニストはピアノの練習だけに時間を費やすのではなく、他の楽器の音楽を聴いたり楽譜を研究したり、音楽をやる時間にもっと時間を割かなければならない、本当にその通りだと思います。
これはピアノを教える上でも大切な教えです。
レッスンの中でもオーディオで音楽を聴く時間を取ることもあるのですが、音楽を聴くということをどうレッスンの中で取り入れていくのかもう一度整理しようと思いました。
生徒さんには沢山音楽を聴くようにと日頃のレッスンでも伝えますが、小さなうちから少し難しい曲でも、もっと繰り返し聴くということをやった方が良いのかもしれません。
ピアノをやめようか迷っていたり、どう弾いたら良いか分からなくなってきたら、ピアノから少し距離を置いて音楽をたくさん聴いてみると良いのかもしれない、改めてそう思います。
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