子どもの頃、少し歳上のお兄さんやお姉さんってすごく憧れでした。
私もあんな曲が弾けるようになりたい！...とお姉さんたちの演奏に刺激を受けていました。
確か小学校３年生くらいの頃でしたが、私はお姉さんの弾くショパンの幻想即興曲が大好きでした。そしたら、その年のクリスマスにサンタさんが立派なCDプレイヤーとショパンの幻想即興曲の入ったCDをプレゼントしてくれたのです。これはサンタさんからのプレゼントの中で1番嬉しくて、絶対にピアノを上手になろうと必死に練習していたのを覚えています。
うちの教室ではここ数年、ドビュッシーのアラベスクが人気です。歳上のお兄さん、お姉さんたちが弾くのを小さい子たちは憧れて見て(聴いて)います。
今はYouTubeなどで上手い人の演奏も沢山聴けますが、身近に弾いている人がいて憧れるというのはやっぱり特別で、大切なことだと思います。
子どもたちにはそういった直接の体験をいっぱいして欲しいです。
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